みなさんは、3月下旬より申請が始まる、
『先進的窓リノベ事業』 をご存知でしょうか?
既存住宅における窓の高断熱化を促進するため、経済産業省と環境省が実施している事業です。
対象のリフォームにかかる費用の一部を、国が負担するよ!
という補助金制度になります。
国が負担してくれるのはリフォーム費用の一部となっていますが、
その金額が、とてもステキな額となっております。
対象となる工事
・ガラス交換
既存窓のガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用して、
複層ガラス等に交換する工事
・内窓設置
既存窓の内側に新しい窓を新設する または 既存の内窓を取り除き、
新しい内窓に交換する工事
・外窓交換
<カバー工法>
既存の外窓を交換する際、古いサッシの枠の内側に、
少し小さな窓を取り付ける工事
<はつり工法>
既存の外窓を交換する際、古いサッシを枠ごとを取り除き、
新しいサッシに交換する工事
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補助額上限は、1戸あたり200万円となっています。
気になる補助額ですが、例えば内窓の場合は断熱性能や設置する窓の大きさによって金額が上下します。
窓の性能区分 | 内窓のサイズ | |||
大(2.8㎡以上) | 中(1.6以上-2.8㎡未満) | 小(0.2以上-1.6㎡未満) | 極小(0.2㎡未満) | |
P(SS) | 124,000円 | 84,000円 | 53,000円 | 53,000円 |
S | 84,000円 | 57,000円 | 36,000円 | 36,000円 |
A | 69,000円 | 47,000円 | 30,000円 | 30,000円 |
B | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
窓の性能区分は4段階に分かれていて、同じメーカーでも製品によって区分が異なります。
断熱性能が高いほど性能区分も上位になります。
性能が良ければもちろん、その分価格も上がります。
ゆえに製品価格は、SよりもAの方が安価なのですが・・・
この補助額が高額なため、場合によっては性能区分“S”を選んだほうが、最終的に“A”を設置するより安くなってしまうことも・・・。
国が1000億円の予算を設けて実施する補助金制度ですが、予算がなくなりしだい終了します。
補助金額が大きいので、すぐに予算がなくなってしまう可能性もございます。
3月下旬より申請が始まりますので、検討中の方はお気軽にお問い合わせください!